救急車による急病の搬送人数を疾病別に見ると、
最も多いのは「脳梗塞」や「心筋梗塞」などの循環器系です。
また「循環器病」の患者数はがんの約1.4倍で、要介護状態に至る主な原因でも
第1位です。
緊急を要する治療が受けられないと、重い後遺症が残るリスクが高まります。
例えば、脳卒中時の血栓溶解剤の投与や、カテーテル治療、心臓手術などの緊急処置・手術は状態が不安定な患者さんに行われるためリスクも高く、本人または家族の同意なしで、医師の一存で行うのは難しい状況です。
血栓溶解剤の投与には発症から4.5時間という時間制限があり、早ければ早いほど合併症も少なく、麻痺などの症状も改善しやすくなります。心筋梗塞でショック状態である場合もどれだけ早くカテーテル治療、バイパス手術を施行できるかが、後々の予後にも影響します。
「緊急時連絡サービス」とは、外出中に急病や事故で緊急搬送された場合に、 24時間365日体制でご登録の緊急連絡先へ速やかに連絡するサービスです。
※システム特許取得済:特許第5873946号、米国特許第9990828号
こんな時に「緊急時連絡サービス」があると安心です。
「緊急時連絡カード」を携帯して救急搬送された場合、救急隊員または医師がカードに記載されたCSS管理センターのフリーダイヤルに連絡し、登録ID番号を伝えます。
医療機関からCSS管理センターに連絡が入ると、オペレーターが状況を確認のうえ、事前にご登録いただいた緊急連絡先(ご家族)へご連絡いたします。
緊急連絡先(ご家族)が連絡を受けると、現在の状況や搬送先の病院が把握できます。もし本人に意識がない場合は、ご家族の同意により必要な緊急手術を行い、後遺症の可能性を減らすことができます。
「緊急時連絡カード」には、CSS管理センターのフリーダイヤルとID番号のみが記載されています。
家族の電話番号は悪用のおそれがあるため、その取扱いには十分な注意が求められます。
緊急連絡先(家族等)の個人情報はID番号で管理されているため、カードを紛失しても個人情報が外部へ流出することはありません。
個人のプライバシーを守るため、本サービスではあえてGPS機能を搭載しておりません。そのため、通信障害の影響を受ける心配がなく、安心してご利用いただけます。
CSS管理センターでは、通報を受けた場合でも通報者に対して登録者の個人情報を一切開示いたしません。※例外として事件性があり、警察から「捜査関係事項照会書」の提示がある場合のみ開示をいたします。
※「CSS緊急時連絡カード」を紛失された場合の再購入は税込1,100円(税抜1,000円)です。
※ 再発行に伴い、ID番号も新しいものに更新されます。
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